2017 秋 作業着での通勤をやめたいとユニクロのジャケットを買った男の物語


 私はかっこよくスーツを着て仕事をしたいとずっと思っていた。
 しかし、私の仕事はコンピュータエンジニア。仕事中は作業着である。以前はスーツを着て職場へ行き、上着だけ作業着に着替えていた。
 コンピュータエンジニアと言うとずっと机に向かってプログラミングをしていると思うかもしれないが私はそうではない(趣味ではするけど仕事でプログラミングしたことなんかない!)。ネットワークの配線やら机の奥にある電源コードを抜くために机の下に潜ったりする。その時に結構な頻度で「膝をつく」。私は自分のお気に入りのスーツでカーペットに膝をつくなんて出来ない。もしそれで傷がついたらスーツが着れなくなってしまう。そして、私は上下セットの作業着を購入し、作業着で通勤、そのまま仕事をしていた。
 昨年、スラックスだけをユニクロで購入し、上着は作業着という形で通勤、仕事をするようになった。
 その顛末は以下のエントリに書いた。
2016 夏 ユニクロで仕事着としてのスラックスを買った男の物語。 | グーパンチドットネット
2016 秋冬の仕事用スラックスをユニクロにしなかった顛末 | グーパンチドットネット

 今年の夏もワイシャツとドライストレッチパンツで過ごした。とても快適だった。3990円で2シーズンを乗り切った。こんなにこのドライストレッチパンツを履きつぶした人間もそういないだろう。少し寒くなってきたところで「あぁ、作業着を着て通勤する季節になったな」と少し悲しい気持ちになった。スーツが欲しいな。と思った。でも、パンツが痛むと思うととても買えない。2パンツスーツも考えたけれど、2つのパンツをどんな風にローテーションすればいいのかとても調整できそうにない。やっぱだめかと思った時にある考えが頭に浮かんだ。「パンツとジャケットを別のものにしたらいいんじゃないか。」実は自分の中でジャケットとパンツの色違いはカジュアルスタイルであり、職場ではNGであると思いこんでいた。
 改めて、上下色の違うジャケットとパンツはビジネスで着てもいいのか、ぐぐってみると問題ないとの回答が多くあった。まじか。やった。ジャケットとパンツ別々で買って、パンツが傷んだらまたパンツだけ買えばいいじゃないか。目の前がひらけたような気持ちになった。
 そして、ユニクロ・オンラインでジャケット「ユニクロ|ストレッチウールジャケット(スリム・秋冬)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)」を購入した。
 届いたのは、とっても軽い、ふわふわしたジャケット。第一印象は「安っぽい」というもの。自分としては結構高い買い物なのに安っぽい。一気にテンションが下がってしまった。
 早速着てみた。そして鏡に写った自分を見た最初の印象が「葬式に来た親戚のおっさん」というものだった。
 なぜだ。なぜなんだ。Sサイズのスリムフィットなのにブカブカなんだ。167cm 55kgの俺にブカブカってなんだ。
 よーく観察して出した自分なりの回答は「アームホールが大きすぎる」ということだった。
 アームホールが大きいのでちょっと腕が外側に振れるだけで追随してワキ見頃が外側に開いてしまう。前身頃や後ろ身頃などのデザインは十分にスリムフィットになっているのにアームホールのせいでブカブカ感が出てしまう。サイズの合ってない「礼服」に見えてしまったということなのだろう。
 軽い生地でとても着心地はいいのだけれど、あまりにもかっこ悪いので返品した。俺、何度返品すればいいんだ。申し訳ない。実店舗で返品したのだけど対応してくれたレジのキュートな女性と、返金対応をしてくれたマネージャクラスの美しい女性を目の前にして、大きな罪悪感を感じた。流石にもう、ユニクロオンラインでは服は買わないようにしようと思う。
  その後、ヤフオクでビームスのツイードジャケットを落札した。サイズはジャストフィット。アームホールもタイトなのでとてもスタイリッシュ。ユニクロのパンツと合わせてとても快適な通勤時間を過ごすことが出来ている。
 パンツが傷んだらユニクロで感動パンツを買おうと思う。なんと感動パンツの秋冬ものが出ている。これはとても楽しみだ。

 やっと私も作業着での通勤から卒業できた。うれしい。